東都生協の消費者と生産者が顔を合わせる、放射能学習交流会に行ってきました。
原発に反対している大学の先生から、中立的な視線で放射能についての基礎知識を学び、その後、生産者と消費者で意見を交換することができました。
少数派ではあるけれど、放射能の汚染度を知って理解した上で、私達のお茶を買ってくれている人がいる、ということに改めて気付くことができました。
誰だって、放射能に汚染された食品を口にしたくないはずです。
もちろん高い値で汚染された食品は、私達生産者であっても、今まで支えてくれていた大切な消費者の方に食べてほしくありません。
それでも、汚染度が低いとはいえ、お茶を買ってくれている人達がいます。それは私達生産者を応援してくれているからでした。
私は、お茶の売り上げが落ちて、買ってくれないことばっかりに目を向けてしまっていました。
そうではなくて、今、放射能汚染度を理解した上で、それでも買ってくれている方達が沢山いる、そのことにまず気付かなくてはいけなかったのです。
挙手をして発言する方式でしたが、とにかく感謝の気持ちを伝えたくて、勇気を出して手をあげました。参加者200人を前に、言葉に詰まってしまい、上手く伝えることができませんでした。
それでも、閉会後、沢山の方が私達の周りに集まって下さり励ましの言葉をかけて下さいました。
本当にありがとうございました。私達が出来る恩返しは、これからも、有機、無農薬にこだわり、皆が安心して飲めるお茶を正直に作っていくこと。
ただそれだけです。
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