学園祭に行って来ました。
毎年、春と夏の年2回、杵塚家には援農に来てくれている学生達がいます。
神奈川県の藤沢にある日本大学の「農業問題研究会」の学生達です。
今年の夏も、汗水たらして茶畑の雑草取りや、みかん畑の堆肥運びを手伝ってくれました。
学生達が来てくれると、畑に歌が聞こえてきたり…、農作業が賑やかになります。
9月に挙げた結婚式に、現役の学生達からもお祝いをもらってそのお礼も言いたくて、学祭に遊びに行きました。
日大の学祭は、食べ物の屋台も沢山あり、教室展示や農場も見所満載です。
展示内容で私が知らなかったこと、沢山ありました。全部紹介したいのですが、抜粋して…
福島県と放射能被害について調べた学生がいました。
震災後、
日本の大切な食料生産を守ることが出来るか
私達は、毎日どんなものを選んで食べるか、その行為が直接、日本の農地にどれほどの影響があるのか気付かなくてはいけない時期なのだと思います。
このまま、生産地名だけ見て放射能の実際の汚染度を見ずに、イメージ先行の買い控えが続けば、日本の農地は減る一方になるのでは…、と個人的に心配しています。
以下、学生の展示内容より
福島県は、北海道、岩手についで、3番目の広さを持った県とです。福島県は広い。
会津、中通り、浜通りの3つの地域があります。
浜通り
福島原発がある場所。太平洋側気候。冬でも雪は少なく、温暖。
阿武隈高地が西に連なっており、狭く細長い平野が縦断している。
放射能汚染のホットスポットは相双地方に集中している。運悪く山と山に挟まれてV字になっているため、風に乗った放射能が集まりやすかったと思われる。
中通り
西に奥羽山脈、西に阿武隈高地に挟まれた南北に細長い地域。
新幹線が通る郡山市、福島市などがある福島県の経済中心地。
相双地区の延長線上にある地域は放射能被害が多くみられる。雨風の影響で放射能汚染が高い地域がある。
会津
奥羽山脈の西側に位置している。夏季は高温多湿になり、冬は豪雪地帯となる。愛知県や千葉県がすっぽり収まるほど広い。
福島原発から100キロ近く離れており、会津地方は奥羽山脈に守られるように、山に沿って風が流れたため奇跡的に放射能汚染が極めて少ない。
以上。
以下、私達のお茶商品も取り扱ってくれている東都生協の検査結果より。
東都生協の検査方法は、検出限界値が2ベクレル/1キロあたりの検出器を使っています。
ヨウ素131、セシウムは合算値
福島県産地の商品の結果
検査日2011/8/26
梨(幸水)
ヨウ素 検出せず
セシウム 1.9ベクレル
検査日2011/10/13
有機ブロッコリー
ヨウ素 検出せず
セシウム 検出せず
検査日2011/9/14
のむヨーグルト
ヨウ素 検出せず
セシウム 検出せず
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